考えて生きるということ

20代のサラリーマンが人生に悩んでいます

仕事ってなんだろう

「仕事」について一度真面目に考える

ずいぶんとまぁ、20代の男が書くには拙い書き出しだとは思うのだけれど、お許し下さい。

「仕事」という意味について詳しく分解して考えたことのある人は、恐らく社会人なら100%近くになると思います。

Work

「仕事」という漢字を分解してみると、「つかえる(仕える)」と、「こと(事)」に分解出来るわけで、何か特定の物事に仕えるという意味を表した言葉です。

つまり、本質的には「同じことの繰りかえしが嫌だ」ということは「仕事というシステムが嫌だ」ということに近しいわけです。

だって同じことを皆が繰り返し続けてくれるから、僕らは明日のご飯や睡眠に不安を覚えなくて良くなっているんです。

仕事と分業化の話

そもそも仕事って何のために生まれたのでしょう?

それは、「1人1人が料理を作ったり、洋服を作ったり、畑を耕すことは多大なコストがかかってムダだ! 分業制度にしよう!」というところから、仕事が始まります。

1人1人がやることを分散させて、効率化させるために生まれた概念が「仕事」であり、置き換えるなら「分業制」というわけ。

 

余談ですが、世の中で一番はじめに生まれた仕事というか、サービスというのは、娼婦だと言われています。

ただ、この娼婦が一番最初に生まれたと言うのは非常に示唆的で、娼婦というのは男性の性欲を満たすためのサービスです。

つまりは、分業制の目的は、人間の三大欲求である「食欲・性欲・睡眠欲」が安全に、かつ労働的コストが低く満たされることを目標に始まったわけです。

Working

サラリーマンという仕事

世の中には様々な仕事があって、ITエンジニアとか、運転手とか、パイロットだとか。

多くの職種についてそれぞれ思うことや目指すことはあるけれど、その前に大きな差があるのは、「自分で稼いでいるか」ということ。

サラリーマンというのは自分で稼いでいるように思えて、実は会社の屋号に守られているわけです・・・、って結構当たり前ですね。

 

当たり前ですが、仕事が来るのは会社の名前の名前があるから。

社外の人から直接「あなたにこの仕事を!」なんて言って仕事が来るようになったら、会社としては逆に困るわけです。

だって、会社というのは「あなたにしかできない仕事」というのを増やすと、その優秀な人が「賃金を上げろー!」と要求すると払わざるを得なくなってしまい、多大なコストを要するようになってしまうから、「誰にでも出来るようにマニュアルを作りなさい」となるわけです。

 

作業の分担や標準化ができるから画一的になり、作業効率が上がるという見方もできますが、そのせいで1つの作業に対する支払いの賃金は下がっていくわけです。

堀江貴文氏や、藤原和博氏が「100人に1人の人材(レアカード)になれ」と言うのは、「自分にしかできない仕事を見つけろ」という意味です。

今の時代、インターネットの普及で「近くにいないとできない何か」というのは減ってしまいますから、時間を余らせている人なんていうのは世の中にたくさん居る時代。

つまり、仕事をしている人の時間の単価というのは、インフラの普及によって下がっています。

しかし、賃金を下げるわけにはいかない・・・、ならばなるべく優秀な人を雇いたい、優秀な人というのは恐らく高学歴な人だろう、という見解からグローバリゼーションの普及とともに、世界各国で高学歴化が進んでいます。

work

会社というシステムと個人のあり方

会社というのは、個人から時間を買い取って、「賃金」を渡しています。

この賃金は、「会社からお疲れ様でした」という謝礼だとお思いかもしれませんが、マルクス資本論では、「明日の再生産も必ずやってくださいね」という再生産費だと言われています。

つまり、会社が自分の利益を明日も確保したいから、「明日も会社にきて働いてくださいね」ということです。

 

また、この賃金のうち半分は「ストレスに対する慰謝料」だと言う人もいます。

Apple創始者スティーブ・ジョブズは賃金の半分は会社に通勤することに対するストレスへの慰謝料だと言っています。

 

では、そんな2つの考え方を元に、Aさん(30歳)とBさん(50歳)の再生産費を見てみましょう。

Aさんは30歳独身なので、月に30万円もらっています。

Bさん50歳は家族もいて、長年勤めているから50万円もらっているとします。

しかし、彼らのやっている仕事内容や仕事量は一緒だとするならば、会社はどちらを雇ったほうが得なのでしょうか。

それはきっとAさんですよね。

 

同じ仕事をしているのにAさんなら低コストで運用できます。
しかし、Bさんは同じ仕事料なのに15万円も高く払わなければなりません。

しかも、平社員のAさんの方がストレスは大きく、ちょっと偉いBさんは自分が怒られるのは部長ぐらいしかいませんから、ストレスは以前よりは少なくなりました。

 

会社が得をしているのはAさん、しかし個人が得をしているのはBさんだと言えるでしょう。 

しかし、Bさんは養わなければいけない家族がいるため、Aさんより多くもらっているはずの15万円は自分の懐には入ってきません・・・トホホ。

「独身だった頃のほうが豊かだったなぁ」なんてことにもなりかねないわけです。

 

Money

若いうちから作らなければいけない資産

50歳になった時に何をすれば「家族は養っていけるし、前より自分自身も豊かだ!」となれるのでしょうか。

それは、「資産」を増やすしかありません。

資産というのは、”資”金を”産”み出すものと書きます。
持っているだけで、自分の仕事をや生活を豊かにしてくれるもののことです。

例えば株式であったり、不動産などが有名ですが、こういう話をすると胡散臭くなるので、そういうの話をしたいのではありません。

サラリーマンの方が仕事で作れる資産というのは、「会社名と共に自分の名前が併記される仕事」だと考えています。

 

何かモノを作った時、多くの場合は責任者だけが表舞台に立つことはあります。

しかし、その裏には沢山の人の協力があり、影の功労者がいるわけです。

日本の大企業というのは、この影の功労者を蔑ろにしすぎているように感じます。

 

一方で、人材輩出企業だと言われるリクルートなどでは、必ず担当者もあわせて企業用HPで掲載しています。

つまり、サービスや商品の説明をする時に関わった人を直接表舞台に立たせる事ができる会社というのはいい会社である例です。

社外に優秀な人材がいることを伝えておきながら、他の会社からの引き抜きに耐えられうほど伸び伸びと仕事をさせ、給料も与える。

このような好循環が、自分の仕事の希少価値をあげることにも繋がり、優秀な人材として評価されることに繋がります。

Business

資産を形成するための仕事ができているのか?という問い

多くの方がいくら頑張った仕事でも、自分の名前とセットでサービスや商品が世の中に出るのではなくて、多くの場合は会社の名前で出るわけです。

例えば「その商品に自分の顔写真が乗るのか」、「自分の名前が乗るのか」この2点が大切なわけです。

 

それはなぜか、その名前を見た誰か、その顔を見た誰かが「あなたに仕事をお願いしたい」、「あなたと新たな仕事をしたい」とオファーを産み出すからです。

その特別なオファーというのは、今もらっている会社からのサラリーより良く、そして何よりも多大な権限を与えられて伸び伸びとする仕事につながる可能性が高いからです。

 

そして、これらの「自分の顔と名前で仕事をする」という事は、なるべく若いうちからやっておかなければならないのです。

それが仕事を舞い込ませる資産を産み出すことになるからです。

Wanted!

サラリーマンという仕事の本質

サラリーマンという職業は正確にはないけれど、自分の「時間」を切り売りして稼いでいるのが通称サラリーマンであって、昔からある奴隷労働と本質的には変わらないんです。
奴隷にも生活をさせるための最低限の保証はしていたそうです。

 

2017年の日本は、バブル以降最高の、有効求人倍率だそうです。

つまり、企業は人を雇いたいけれど、雇える人材がいないということです。

一方で、平均の賃金は、1990年のバブル以降、物価の上昇値を補正に入れると上がっていません。

本来であれば賃金を上げて雇いますが、「賃金をあげるぐらいなら、今いる従業員の効率をあげる、もしくは労働時間を伸ばす」という考えをするのが、今の企業運営スタイルです。

つまり、経済的な豊かさというのは、日本の場合今から30年前に終わりを告げているのです。

そんな中で「自分の努力や評価が、対外的に誰にも日の目を浴びない」という仕事を続けることに危機感が生まれてしまったのが私です。

 

一流大学と言われる大学を卒業し、世界でも有数の企業に務めていますが、今自分がしている仕事が対外的に評価を浴びることのないことの連続。

それを地道に続けた先に「自分の希少価値をあげることができるのか」という観点で自分を見つめ直すと、冷や汗をかいています。

Rays

資産形成のための仕事を増やす

今やっている仕事が、明日の仕事を楽にしてくれる資産形成のための仕事になっているのかという視点で自分の仕事見つめ直す。

そうすると、何か変わるものがあるのかもしれないなと思いました。