考えて生きるということ

20代のサラリーマンが人生に悩んでいます

選択するという快楽

SMAPが5人な理由

SMAP!

SMAPって、なんで5人だったんでしょうか。

それは簡単!「この5人の中で、誰が一番かっこいいか選ばせること」ができるからです。

今ジャニーズを支える嵐も5人ですし、TOKIOも5人です。

5人という数字は「センター」がちゃんといて、そこから左右に2人ずつ美しく伸びています。

Arashi

5人の次にセンターがいて同じような構図を取れるのは7人ですが、7だと1人1人の顔の判別が難しくなります。

判別性が高い中で、一番選択の余地があるのが5という数字です。

 

SMAPAKB48は違う

AKB48

では、AKB48はなぜあんなに人気だったのでしょうか?

どちらかと言うと、AKB48の楽しみ方はウォーリーを探せに近いんです。

TVに映った際も1人あたりの時間は減りますし、場合によっては映らない人もいます。

でも、その中からお気に入りの子を探すのが楽しいという楽しみです。

そして「48人の中で、○○ちゃんが一番可愛いって、僕だけが思っているんだ」と思えるからこそ、応援したくなりCDを沢山購入して、握手会に通うようになってしまうんです。

 

また、AKB48秋元康氏も言っているようにとてもかわいい子を選んでいるわけではないところが特徴です。

親近感のある可愛い子を沢山寄せ集めると、更に可愛いように感じてしまうのが人間の心理。

5人や7人ぐらいだと「誰が可愛いかな?」と選んでしまいます。

そして、あまりにも可愛さを売りにしてしまうと、5人や7人だとすぐにそれぞれを比較できてしまうため、見るときの心構えがいつの間にかアラ捜しとなってしまうんです。

 

モデルが5人並んでても、最初は「綺麗だな」と思っても、その後「この子はちょっとなぁ・・・」なんて思ってしまうわけです。

SMAPもびっくりするほどかっこいいわけじゃないし、そこを本人たちも売り出しているわけじゃないから5人並んでもアラ捜しにならないんですね。

 

選択するという重みづけ

人は「自分が選んだものには、そのものの本当の価値以上に価値を感じる」という習性があります。

SMAPの○○くんがかっこいいなと思うのは、その人の本当のかっこよさ以上に、自分が選んだからという理由で良く感じているんです。

AKB48も同じ理由です。

AKB48の場合は、ランキング制度があって、自分の力で誰かを押し上げる事が可能といったボラティリティがあるのも楽しみの一つですが、それはまた次回。

 

 

心理学の実験でも、自分が選んだモノには値段以上の価値を見出すことは明らかにされていますし、何よりも選択するということは、人間にとって根本的に快楽なんです。

 

日々の生活を振り返ってみて下さい。

心が豊かな人というのは、自分に選択の権利が沢山ある人のことです。

今日は何を食べようかな?から始まり、今日は何をしようかな、今日はどこに行こうかな。

そんな沢山の権利があること、そして決定できる事が幸せです。

仕事が楽しくないなと思っている人の多くは、その決定権が自分にないからです。

3年より長く働いてから仕事は語れなんて言いますけど、あれはただ慣れてきて、自分に少しづつ決定権が出てきたから・・・だけだったりします。

 

心理学に基づいた、幸せな生き方

Maslows Hierarchy of Needs

人間には3大欲求があり、食欲・性欲・睡眠欲を満たさなければ、相当なストレスになります。

まずは幸せに健康に生きるために、美味しいものたくさん食べられる自由を手に入れて、いっぱい可愛い人やかっこいい人とセックスできる自由を手に入れて、ゆっくり眠れる自由を確保して下さい。

 

この3つが手に入れば、まず最低限幸せです。

 

そして次はマズローの5段階欲求を満たしましょう。

  • 自己実現欲求 (Self-actualization)
  • ④承認(尊重)の欲求 (Esteem)
  • ③社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
  • ②安全の欲求 (Safety needs)
  • ①生理的欲求 (Physiological needs)

 

①から順番に見ていきましょう。 

①生理的が先程の3大欲求です。

②安全の欲求は、安全に暮らせる家とある程度の資金があったら満たされます。

③社会的欲求とは、自分が社会の一員として活躍すること、認められることを指します。

学校や会社に所属して、なんとかこなしていくと③までは満たされる事がほとんどです。

しかし、④と⑤を満たそうと思うと、今の日本では思った以上に難しい。

 

④承認の欲求は、他人からあなたは素晴らしいと認められることです。

自己実現欲求は自分の立てた目標をクリアし、自覚的に成長していくことです。

 

何かに所属する事(会社など)は、自由であることや、選択できることを犠牲にすることが多いからです。

FacebookInstagramを見て「嫌だな」と思うのは、④や⑤が満たされていない人です。

自由で楽しそうな誰かを見ているのが悔しいと思った経験、誰にでもありますよね。

 

多くの人が④と⑤が手に入らないまま「幸せなんだろうけれど、幸せじゃない」と思ってしまうのは、⑤を手に入れたいと思った時にする行動が、①から⑤までを積み上げだと思っているからです。

また、③まで満たされている人が④や⑤を満たしたいと思う時、「自分にはそれを選択できる自由がない」と思うことが多いと思いますが、これは満たすための方法論が違うからです。

本当に⑤を手に入れて幸せになりたいと思うのなら、⑤から④、③、②、①と満たしていくのです。

happy

夢があるのなら「食えなくても叶える」

誰かに認めてもらいたいのなら「眠れなくても期待に答える」

 

楽しそうに夢を叶えている人は「まず安全に暮らしていけて、社会に所属できて〜」なんて最初は考えていなかったはずです。

夢を叶えたくて満足しながら前に進んでたら、いつの間にか社会と結びついていたという結果なだけです。

もしくは、社会との繋がりが欲しくなって、自分の好きなことや得意なことと結びつけただけでしょう。

「安心」や「安全」を手に入れるために、何かに所属してしまうと、「選択すること」や「自由であること」を忘れてしまう人が沢山います。

 

選択する権利がどこまでありますか

本来は、「安心」や「安全」は目標ではなくて、当たり前にある自由のはずです。

その自由を持って、⑤から①までを逆に満たしていくのが今の社会での幸せな生き方です。

  

「明日自分が、どこで何をやっているかを選ぶ権利」これぐらいは生まれ持って、当たり前にできていた権利のはず。

自己実現や④承認欲求のために明日自分は○○に行って、☓☓をやると決めているのなら、それは幸せでしょう。

 

ただ、明日自分は③所属することのために、○○に行って、☓☓をやると決めている人は、今のままでは何も満たされずに死んでしまいます。

選択と時間はいつでも、自己実現のために使いたいですね。

Choices

22世紀の課税を考える

マルクス資本論とピケティの21世紀の資本

今回は経済のお話です。

21世紀に入ってから、世界中で「貧富の差が激しい」とか言われていますよね。

「そもそも、なんで貧富の差が激しくなるの?」という話ですが、それは僕ら労働者が働いて儲かれば儲かる程に、それよりもはるかに早いスピードで資本家は成長を続けるからです。

 

何を言ってるかわからない人は、まずは「マルクス資本論」を読んでみて下さい。

ただ、マルクス資本論はとっても面倒なので、解説本だけ読めばOKだと思います。

解説本は池上彰氏のがおすすめです。 

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

 

 資本家は労働者から労働力を買い取り、儲ける

では、マルクス資本論をベースとして現代のサラリーマンの働き方を見てみましょう。

 

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例えばAさんが資本家だとして、100万円持っているとします。

Bさんは何も持っていない労働者のため、仕事を探しています。

Aさんは100万円を何もしないまま貯金するより、運用する方法を考えました。

そこで、AさんはBさんを雇って1ヶ月働くことに対して20万円の賃金を支払う契約をしました。

Bさんは喜んで契約をします。Bさんの仕事は靴を作ることになりました。

一ヶ月に20日、1日8時間は材料の革を切り、縫い付け、靴の形に仕立て上げる事が仕事内容です。

Bさんの仕事はとても丁寧だったため、1日2足までしか作れませんでしたが、1足1万円で売れるほど良いものでした。

1ヶ月後、Bさんは20万円を手にします。

これまでお給料が無かったBさんには安定した収入を得ることができる良い契約だったと満足しました。

一方でAさんは20日働いてくれたBさんのお陰で、1足1万円、40万円を1ヶ月で手にしていましたが、Bさんへのお給料の支払いが20万円、革の原材料費として10万円の出費をしていました。

Aさんが儲かった費用は10万円です。

AさんもBさんに感謝しました。

 

これが通常のサラリーマンと雇用者の契約と、仕事内容です。

では、この翌月の事を見てみましょう。

shoes

  

Bさんは先月と同じく仕事をしました。1日2足、丁寧に靴を作り続けます。

一方、Aさんは100万円+10万円(先月の売上)=110万円を持っていましたが、自分は働かなかったため、生活費で20万円を使ってしまいました。

残りは90万円です。

焦ったAさんは、BさんだけでなくCさんを雇うことにしました。

契約内容は同じ、一ヶ月に20日間、8時間働いて靴を作り続けることです。

Cさんも仕事を探していたため、安定した収入が得られる事を喜んでいました。

そして1ヶ月後、Bさんは20万円を、Cさんも20万円を手にしました。

2人は一生懸命働いたため、1人あたり、一ヶ月に40足を生産しました。

資本家のAさんは2人が作った80(足)を売り、80万円を手にしました。(2(人)×2足(生産数)x20(足)=80万円)

2人に20万円づつ給料を支払い、原材料費の革を20万円支払いました。

Aさんの残高は90万円+20万円(今月分)となるかと思いきや、Aさんはまたしても自分で働かなかったため、20万円の出費をして残高は90万円のままでした。

 

3ヶ月めになった時、Aさんはひらめきました。

「もしかしたら、もっと多くの人を雇えば、もっと儲かるんじゃないか?」

 

資本家のAさんは、労働者のBさんとCさんだけでなく、Dさん、Eさん、Fさん、Gさんの4人を新たに雇うことにしました。

これでAさんの会社の従業員は6人になってしまいます。

 

BさんとCさんはこれまでと同じように働きます。

そしてDさん、Eさん、Fさん、Gさんも同じように働きます。

1ヶ月後、それぞれが20足つづ作ったため、6人×2足×20日で240足もの靴が作れるようになりました。

Aさんは240万円を手にして、1人20万円支払います。

残りは120万円ですが、ここから60万円を原材料費で支払い、売上の残りは60万円となりました。

Aさんは今月も働かなかったため、20万円を使ってしまいました。

しかし、それでも残りの40万円はあるのです。

残高の90万+40万で、Aさんの口座は130万円に増えてしまったのです。
しかも、Aさんは働かないまま!

 

4ヶ月目も5ヶ月目も、同じことが起こります。

Aさんは1年で100万円を300万円にまで増やしてしまいました。

そして、より多くの人を雇うようになり、2年後には1000万円、3年後には3000万円もの資産を手にしていました。

money!

 

一方で、労働者はどうでしょう。

会社が大きくなるにつれて、給料は2倍に増えたでしょうか?

なっていませんね。

 

逆に労働者が増えてしまったからこそ、リストラされないようにもっと沢山働くようになりました。

慣れているBさんやCさんは1日3足作るようになり、お給料は10万円上がりました。

しかし、1ヶ月で60足売れているのに、Bさんのお給料はその半分です。

 

40足しか作っていなかった時の20万円と、60足作っているときの30万円では、金額が大きくなっているから良いと思うかもしれません。

でも、同時にAさんに取られている金額も大きくなっています。

このままでは、BさんやCさんはいつまでたってもお金持ちにはなれないのです。

 

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もっと細かいことは沢山ありますが、資本家が豊かになる流れは以上のようなものです。

労働者である限り、Aさんの作ったシステムから外れないとお金持ちにはなれないのです。

これがいわゆる資本の偏りです。貧富の差はこうやって広がっていくので、貧富の貧の方というのは、実は「サラリーマンなどで一生懸命働いている人」というのも含まれるのです。

 

これに対して政府は「税金」という名目で、Aさんからお金を取ります。

そして、BさんやCさんなど、皆が使う公共物や福祉に対してお金を循環させていきます。

税金というのは、本来このような偏りを是正するためのサービスであり、本当は「お金持ちが最も困ること、嫌がること」なんです。

Taxes


グローバリゼーションと共に循環されなくなるお金 

しかし、グローバリゼーションが進んでいく中で、その課税による徴収が上手く回らなくなります。

今の資本家は海外に資産を移し、そこで保有しているため、「名義上の保有金額を少なく見せて、課税額を最小限にとどめる」という事ができてしまっているのです。

少し詳しくお話します。

 

これまでは、日本人は国籍を日本しか持てないのが普通でしたし、移住するなんていうことはほとんどありませんでした。

しかし、インターネットの普及で、海外の口座を簡単に開けるようになったり、海外にすぐ移ることができてしまうようになったわけです。

そのため、世界には「タックスヘイブン」という租税回避地と呼ばれる場所が存在します。(ケイマン諸島カリブ海の島国など)

 

タックスヘイブンとは、課税額が極めて少なく、その国にお金を持っておくと資本家がお金を持っていても取られない地域のことです。

このタックスヘイブンに国籍ごと移してしまったり、ペーパーカンパニーと呼ばれる帳簿上やり取りするためだけの会社を作って、そこに送金をしたりしています。

 

では、なぜタックスヘイブンなどが存在するのでしょうか。

タックスヘイブンになるような小さな島国は、産業が極めて少なかったり、国土の問題から発展が見込めない島々でした。

そのため、GDPも低く、税金として徴収できていた額も少なかったのです。

そこで、「世界の富裕層から1%でも課税額を徴収できれば我々のような小さな国では十分に国を維持していけるぞ」と考えた人たちがいて、お金持ちだけは国籍を移せたり、会社を簡単に作れるようにしたのです。

結果、これらの国々は前よりも豊かに国を維持していくことができるようになりました。

 

今の日本・・・いや、世界中の国々が「本来お金を取るべき富裕層からお金を徴収できない」という課題は、彼らにとっては豊かに生きていくための術だったのです。

carib beach


「21世紀の資本」

2015年頃に、トマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」という本が話題になったのを覚えているでしょうか。

21世紀の資本

21世紀の資本

 

 

ピケティ氏は、「資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す」と言っています。

これを r > g なんていう言葉に置き換えています。

 

・r(リターン)とは、株や不動産など、資産運用から得られる利益率のこと。

・g(グロース)は、経済成長率。働いて得る、所得の伸び率などのこと。

 

アメリカでは1980年台以降、日本では1990年台以降からリターンの方がグロースによる収益を上回ってしまったため、貧富の差が激しくなっているというものです。

つまり、一生懸命働いている従業員などの産み出す純粋な経済成長率よりも、株主や不動産から得られる不労所得や投資の方が利益率が高くなってしまったということ。

 

世の中にいる本当のお金持ちは「働いていないのに、いつの間にか口座に沢山のお金が入るようになっている」というシステムを作り出すことに成功していた人たちなんです。

大企業で1000万円貰った!なんて喜んでいる人たちとは訳が違います。

彼らの資本は自分の身体しかありませんから、時間を売ってお金を得るしかないんです。

 

本来はIMF国際通貨基金)などが世界規模で各国の税金制度に対する取締を行わなければならないのですが、もちろんそんなのは難しいでしょう。

だって、稼ぎや税金は政府で管理するから、皆が同じだけ働きましょうとする共産主義の国もあれば、税金は0だけど、そのかわり裕福になりたければ頑張れ!とする自由主義個人主義)の国もあるでしょう。

それらの国のあり方と税金というのは密接に関係していますから、一概に「税金はこれぐらいにしてくださいね」なんてことは言えません。

 

ピケティ氏はこの問題にまで触れた上で、理想論として「世界的な資本税というものが導入されたら良いよね」と言ってます。

世界的な資本税とは、世界中に画一的な「資本そのものに対する税金」を課税するということです。

米ドルを基準として1年あたりに「あなたが持っている資本に対して一律10%徴収しますよ」といったと、そういうものです。

では、それはどこが、どうやって管理するのでしょうか。 IMF?新たな国際機関?

国が管理するとなると、そこに人件費も発生しますし、どうやって以来するのでしょう。

そもそも、それらの法案が通ったら、豊かな各国の政治家は困るので推進させないでしょう。

 

これらが今世界中で起きていることであり、日本でも起きていることです。

 

身の回り、日本だけの課税処置を考える

日本だけの課税を考えてみることにしましょう。

日本でも1970年台以降、日本の累進所得税は減っており、1974年と2015年を比較すると、ほぼ半分になっています。

累進所得税というのが、まさに「資本家を裕福にさせ過ぎないための税金」であり、この金額が減っているということは、資本からから取るべき金額が取れなくなっていることを意味しています。

その結果、年金制度の破綻であったり、消費税の増税なんてことになっているのです。

今の日本は、お金持ちから取れなくなった税金に対する補填を、お金がない一般庶民から取ろうとしているのです。

 

以前、私は「貯蓄税」を導入したら良いのではないかと考えたときがありました。

お金持ちが貯めている貯蓄に対して課税をするわけです。

しかし、そうすると資産家は日本円を米ドルなどに変えて貯蓄をするだけのことです。

日本円が大量に売られるため、円の価値は暴落します。

円の価値が暴落すると、対米ドル基準で見た際の価値が落ちます。

円の価値が下がると原油1Lに払う金額が上がってしまうため、日本で生産している物の価格は上昇します。

庶民の生活が苦しくなってしまうんです。

 

一方で、一部の日本企業株は円安になったことで株価が上がるでしょう。

信用はあって売上も良いのに、日本円が安いからお買い得な株となり、海外からの買いが殺到します。

そして、またそれらの株式を元々保有していた資本家は株で儲けることができてしまうのです。

「貯蓄税」じゃ何も変わらないのです。

Bank

労働者は搾取されている

労働者が搾取されていることは明らかですが、それに対する手の打ち方がわからない方が多いと思います。

1つめの脱出方法は、投資家になり株主としての立ち位置になること。

基本的に会社を経営している経営者は従業員より株主のほうが大切です。

自社にお金を生み出してくれているのは従業員でもありますが、それ以上に投資をしてくれている株主がいてこその会社だからです。

そして、株主はいつでも権利として経営者を更迭することができます。

自分の今のお給料や立ち位置を守るためにも、まずは株主に対して納得のいく配当金が渡せるように、会社を運営する必要があるのです。

 

2つ目は、自分で会社を起こすこと。

先程も言ったように、ビジネスというのはシステムが組まれて回り始めれば自己成長していくものです。

だからこそ、ファーストステップを恐れずに自分で生きていく方法を考えなければなりません。

自分1人で働く、ではなくて「働いてくれる人を見つけること」と、「システムを作り上げること」が大切です。

 

まだ私自身もそれはできていませんが、それを何とかして35歳まで作りたいというのが私の人生の目標です。

goal.

「過程を評価する」という日本式

「過程を評価する」ことを辞めないと次に進めない

日本と欧米の英語の学ばせ方に違いがあると、KUMON(公文式)のCMでやっていて話題になったのは随分と昔ですね。

 

【問題例】

日本:1+9=?

欧米:?+?=10

 

この2つの評価のポイントは違っていて、日本式では1つの問に対して、1つの正解を間違えずに出せたかが評価になります。

一方で、欧米は10という答えを出すにあたり、いくつの回答例を導き出せたのかが評価になりますし、場合によっては0+10という回答をしても正解になるわけです。

また、例え1つぐらい回答例が間違えていても、減点にはなりません。

日本の計算方式というのは、「提示された方法論から導き出される結果を求めよ」ということであり、欧米式の計算というのは「目的の結果が得られる方法論を求めよ」という違いがあります。

日本の評価方法はそもそも、欧米とは異なり、減点方式なんです。

 

日本の場合、大学の一部の教育を除けば、殆どの教育が「提示された方法論から導き出される結果を求めよ」という方式です。

また、その方法で学んだ人が入る会社でも「上司から提示された方法論(やり方)から導き出される結果を求めよ(具体化せよ)」となります。

何かの会議の際に「こっちのほうが性能アップという観点からは良いですよね」とか、「これ自体やめちゃったほうがコスト的に有利ですよね」なんていうことは求められない場合がほとんどです。

だって、課長とか部長クラスの会議で「なんとなく」でやることが決まってしまった内容に対して一般の会社員が「NO!」なんて言ったら偉いことになりますから。

 

それは、日本の企業がいつまでも過程を評価して、結論に対する最適解や最短手法を評価しないことを意味します。

というより、やるべきことが細分化されすぎた大企業では「それ、今ここであなたが1やれば10秒で終わるでしょう」と言うようなことも、責任問題の関係で「担当者に確認しますので、少々お待ちください」で1日かかったりするわけです。

大きな企業に務めたことがある人ほど、わかることがあるのではないでしょうか。

Tafelbild Mengenlehre 2/4

 

仕事が早いのに評価されない人

学生の頃、妙に手際の良い人っていませんでしたか?

凄く頭の良い訳じゃないのに試験はクリアして、沢山遊んでいながら単位は落とさないような人。

一方で、凄く勉強を頑張っているのにいつもその人達と同じような人もいたと思います。

どちらのほうが優秀かと聞かれれば、間違いなく前者のはずなのに、日本の評価システムでは過程を評価するようになっているから、努力をしているように見える後者の方が評価は良くなりがちです。

おかしいですよね、本来はかけるコスト(時間)が低いにも関わらず、成績は変わらない前者の方が評価が上がるはずなのに。

 

日本でも同じような「過程評価」の制度があります。

それは「残業」です。

本来は、仕事が滞りなく終わっているのであれば、残業はしないほうが評価が上がるはずなのに、残業をしている方が年収は良くなるし、評価も上がるんです。

これは「仕事」という内容が画一的でないために、適切に評価を下すのが難しいからサラリーマンの評価基準である「時間」に対してしか評価が及ばないことにあります。

また、この残業システムは会社が「やれ」と言ったらいつでもプライベートを捧げて仕事をしてくれる人を探すための人選システムでもあるわけです。

 

一方で、「やれ」と言われたことに対して、完膚無きまでの試料を集めて「以上の結果のため、やりません」と言う人は会社からは嫌われるわけです。

仕事というのは「やるべき理由」を探すことのほうが簡単だから、「やらない理由(辞められる理由)を理論的に探せる人」の方が優秀なはずなんですけどね。

 

それもこれも「提示された方法論から導き出される結果を求めよ」という日本の教育制度と「過程を評価する」という評価システムからくるものです。

飛躍し過ぎかと思いますが、学校教育における評価を変えるだけで、その国の働き方自体が変わるという調査結果は論文を調べれば枚挙にいとまがありません。

 

外資系企業などでは真逆の評価ですし、今の日本企業は「根性があって上司の方法論に逆らわない体育会系な人」を求めているのはこのシステムに馴染む人を探しているからだと思われます。

(大体の場合、有名大学の体育会所属の人がこのクラスタリングにあると思います。)

そして、就職活動時にこれらを対外的にやんわりと言う言葉が「コミュニケーション能力」という言葉です。

あまり考えすぎて「それって必要ないですよね、なんでそんなことやってるんですか?」という人は、年功序列制度の中で生きている大企業の中では活躍しづらいんです。

一方で学生時代にリーダーや自主的な活動を続けてきて「能動的に自分の行動を取捨選択してきた人」と言うのは馴染めないので早々に辞めて会社などをおこします。

Can hierarchy and sharing co-exist? (high res)

 

まずは明日から残業を辞めようという話

労働者が目指さなければいけないのは、働く時間を短くして豊かな生活を手に入れるということのはず。

ならば、まずは残業をやめるところからスタートしましょう。

残業を辞めて、雇用契約の最低限の時間で働いて、それでも評価が低いままなら明日が今日より豊かになる可能性は低いでしょう。

だって、本来は「今日より明日の方が1分でも短く働けたのに、お給料は変わらなかったor増えた」というのが豊かさの基準であるはずですから。

仕事ってなんだろう

「仕事」について一度真面目に考える

ずいぶんとまぁ、20代の男が書くには拙い書き出しだとは思うのだけれど、お許し下さい。

「仕事」という意味について詳しく分解して考えたことのある人は、恐らく社会人なら100%近くになると思います。

Work

「仕事」という漢字を分解してみると、「つかえる(仕える)」と、「こと(事)」に分解出来るわけで、何か特定の物事に仕えるという意味を表した言葉です。

つまり、本質的には「同じことの繰りかえしが嫌だ」ということは「仕事というシステムが嫌だ」ということに近しいわけです。

だって同じことを皆が繰り返し続けてくれるから、僕らは明日のご飯や睡眠に不安を覚えなくて良くなっているんです。

仕事と分業化の話

そもそも仕事って何のために生まれたのでしょう?

それは、「1人1人が料理を作ったり、洋服を作ったり、畑を耕すことは多大なコストがかかってムダだ! 分業制度にしよう!」というところから、仕事が始まります。

1人1人がやることを分散させて、効率化させるために生まれた概念が「仕事」であり、置き換えるなら「分業制」というわけ。

 

余談ですが、世の中で一番はじめに生まれた仕事というか、サービスというのは、娼婦だと言われています。

ただ、この娼婦が一番最初に生まれたと言うのは非常に示唆的で、娼婦というのは男性の性欲を満たすためのサービスです。

つまりは、分業制の目的は、人間の三大欲求である「食欲・性欲・睡眠欲」が安全に、かつ労働的コストが低く満たされることを目標に始まったわけです。

Working

サラリーマンという仕事

世の中には様々な仕事があって、ITエンジニアとか、運転手とか、パイロットだとか。

多くの職種についてそれぞれ思うことや目指すことはあるけれど、その前に大きな差があるのは、「自分で稼いでいるか」ということ。

サラリーマンというのは自分で稼いでいるように思えて、実は会社の屋号に守られているわけです・・・、って結構当たり前ですね。

 

当たり前ですが、仕事が来るのは会社の名前の名前があるから。

社外の人から直接「あなたにこの仕事を!」なんて言って仕事が来るようになったら、会社としては逆に困るわけです。

だって、会社というのは「あなたにしかできない仕事」というのを増やすと、その優秀な人が「賃金を上げろー!」と要求すると払わざるを得なくなってしまい、多大なコストを要するようになってしまうから、「誰にでも出来るようにマニュアルを作りなさい」となるわけです。

 

作業の分担や標準化ができるから画一的になり、作業効率が上がるという見方もできますが、そのせいで1つの作業に対する支払いの賃金は下がっていくわけです。

堀江貴文氏や、藤原和博氏が「100人に1人の人材(レアカード)になれ」と言うのは、「自分にしかできない仕事を見つけろ」という意味です。

今の時代、インターネットの普及で「近くにいないとできない何か」というのは減ってしまいますから、時間を余らせている人なんていうのは世の中にたくさん居る時代。

つまり、仕事をしている人の時間の単価というのは、インフラの普及によって下がっています。

しかし、賃金を下げるわけにはいかない・・・、ならばなるべく優秀な人を雇いたい、優秀な人というのは恐らく高学歴な人だろう、という見解からグローバリゼーションの普及とともに、世界各国で高学歴化が進んでいます。

work

会社というシステムと個人のあり方

会社というのは、個人から時間を買い取って、「賃金」を渡しています。

この賃金は、「会社からお疲れ様でした」という謝礼だとお思いかもしれませんが、マルクス資本論では、「明日の再生産も必ずやってくださいね」という再生産費だと言われています。

つまり、会社が自分の利益を明日も確保したいから、「明日も会社にきて働いてくださいね」ということです。

 

また、この賃金のうち半分は「ストレスに対する慰謝料」だと言う人もいます。

Apple創始者スティーブ・ジョブズは賃金の半分は会社に通勤することに対するストレスへの慰謝料だと言っています。

 

では、そんな2つの考え方を元に、Aさん(30歳)とBさん(50歳)の再生産費を見てみましょう。

Aさんは30歳独身なので、月に30万円もらっています。

Bさん50歳は家族もいて、長年勤めているから50万円もらっているとします。

しかし、彼らのやっている仕事内容や仕事量は一緒だとするならば、会社はどちらを雇ったほうが得なのでしょうか。

それはきっとAさんですよね。

 

同じ仕事をしているのにAさんなら低コストで運用できます。
しかし、Bさんは同じ仕事料なのに15万円も高く払わなければなりません。

しかも、平社員のAさんの方がストレスは大きく、ちょっと偉いBさんは自分が怒られるのは部長ぐらいしかいませんから、ストレスは以前よりは少なくなりました。

 

会社が得をしているのはAさん、しかし個人が得をしているのはBさんだと言えるでしょう。 

しかし、Bさんは養わなければいけない家族がいるため、Aさんより多くもらっているはずの15万円は自分の懐には入ってきません・・・トホホ。

「独身だった頃のほうが豊かだったなぁ」なんてことにもなりかねないわけです。

 

Money

若いうちから作らなければいけない資産

50歳になった時に何をすれば「家族は養っていけるし、前より自分自身も豊かだ!」となれるのでしょうか。

それは、「資産」を増やすしかありません。

資産というのは、”資”金を”産”み出すものと書きます。
持っているだけで、自分の仕事をや生活を豊かにしてくれるもののことです。

例えば株式であったり、不動産などが有名ですが、こういう話をすると胡散臭くなるので、そういうの話をしたいのではありません。

サラリーマンの方が仕事で作れる資産というのは、「会社名と共に自分の名前が併記される仕事」だと考えています。

 

何かモノを作った時、多くの場合は責任者だけが表舞台に立つことはあります。

しかし、その裏には沢山の人の協力があり、影の功労者がいるわけです。

日本の大企業というのは、この影の功労者を蔑ろにしすぎているように感じます。

 

一方で、人材輩出企業だと言われるリクルートなどでは、必ず担当者もあわせて企業用HPで掲載しています。

つまり、サービスや商品の説明をする時に関わった人を直接表舞台に立たせる事ができる会社というのはいい会社である例です。

社外に優秀な人材がいることを伝えておきながら、他の会社からの引き抜きに耐えられうほど伸び伸びと仕事をさせ、給料も与える。

このような好循環が、自分の仕事の希少価値をあげることにも繋がり、優秀な人材として評価されることに繋がります。

Business

資産を形成するための仕事ができているのか?という問い

多くの方がいくら頑張った仕事でも、自分の名前とセットでサービスや商品が世の中に出るのではなくて、多くの場合は会社の名前で出るわけです。

例えば「その商品に自分の顔写真が乗るのか」、「自分の名前が乗るのか」この2点が大切なわけです。

 

それはなぜか、その名前を見た誰か、その顔を見た誰かが「あなたに仕事をお願いしたい」、「あなたと新たな仕事をしたい」とオファーを産み出すからです。

その特別なオファーというのは、今もらっている会社からのサラリーより良く、そして何よりも多大な権限を与えられて伸び伸びとする仕事につながる可能性が高いからです。

 

そして、これらの「自分の顔と名前で仕事をする」という事は、なるべく若いうちからやっておかなければならないのです。

それが仕事を舞い込ませる資産を産み出すことになるからです。

Wanted!

サラリーマンという仕事の本質

サラリーマンという職業は正確にはないけれど、自分の「時間」を切り売りして稼いでいるのが通称サラリーマンであって、昔からある奴隷労働と本質的には変わらないんです。
奴隷にも生活をさせるための最低限の保証はしていたそうです。

 

2017年の日本は、バブル以降最高の、有効求人倍率だそうです。

つまり、企業は人を雇いたいけれど、雇える人材がいないということです。

一方で、平均の賃金は、1990年のバブル以降、物価の上昇値を補正に入れると上がっていません。

本来であれば賃金を上げて雇いますが、「賃金をあげるぐらいなら、今いる従業員の効率をあげる、もしくは労働時間を伸ばす」という考えをするのが、今の企業運営スタイルです。

つまり、経済的な豊かさというのは、日本の場合今から30年前に終わりを告げているのです。

そんな中で「自分の努力や評価が、対外的に誰にも日の目を浴びない」という仕事を続けることに危機感が生まれてしまったのが私です。

 

一流大学と言われる大学を卒業し、世界でも有数の企業に務めていますが、今自分がしている仕事が対外的に評価を浴びることのないことの連続。

それを地道に続けた先に「自分の希少価値をあげることができるのか」という観点で自分を見つめ直すと、冷や汗をかいています。

Rays

資産形成のための仕事を増やす

今やっている仕事が、明日の仕事を楽にしてくれる資産形成のための仕事になっているのかという視点で自分の仕事見つめ直す。

そうすると、何か変わるものがあるのかもしれないなと思いました。

まずは自己紹介から

このブログの趣旨

このブログは20代のサラリーマンが考えたことをつらつらと述べるだけのブログです。

思考の結果に意味はないのかもしれないけれど、後で振り返った時に「こんな事を考えているときもあったな」と思えるのであれば、それが一番かなと。

 

筆者のプロフィール

1988年生まれ 28歳

大手自動車メーカー勤務 サラリーマン

慶應義塾大学大学院卒業

趣味:自動車、ドライブ、バイク、読書、旅行